公益社団法人全国老人福祉施設協議会
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全国老施協とは

大会宣言

平成28年11月15日
第73回全国老人福祉施設大会(石川大会)

 

 

Style-KAIGO “ニッポン一億”

 

〜地域共生社会を担う日本型介護・福祉の構築〜

 

 高齢者福祉・介護は、相互扶助精神に基づいて日々を営み、今日の「地域共生社会」の基盤となる価値観を育んできた我が国の伝統に根ざした文化です。

 その根底にあるものは、人々に対する惻隠の情をもって施される慈善博愛・報恩謝徳の「日本人の心」であり、今日の日本国憲法第25条に明記される国民の「健康で文化的な最低限度の生活を営む」権利と「社会福祉・社会保障・公衆衛生の向上及び増進に努める」国家の責任に受け継がれています。

 こうした日本人としての伝統や文化を末永く守り、さらなる増進を図り続けていくことこそ、公の使命であると同時に、私たち高齢者福祉・介護に携わる者の役割であります。

 しかしながら現状においては、財源論に基づく社会保障制度改革の中で制度の持続可能性が問われ、当事者ニーズや担い手の実態と乖離したまま、高齢者福祉・介護保険制度の抜本的見直しが進められようとしています。

 また、効率化や多様化を口実とするサービス自由市場化の波は、社会福祉法人が期すガバナンスの強化や公益性・透明性の向上を黙殺し、その領域に対する規制緩和や税制上のイコールフッティング論を再燃させています。

 加えて平成29年度に決着する介護報酬・診療報酬同時改定でも、軽度者に対する医療・介護給付の大幅抑制、自立支援を謳った報酬削減など、「理屈抜き」の政策誘導がなされようとしている今、我が国の社会保障制度・社会福祉は、在り方そのものを問われていると言っても過言ではありません。

 高齢者福祉・介護を担う私たちは、地域・住民の暮らしを盤石の安心と安全で支えていくために、こうした逆風にも毅然とした姿勢で対峙していかなければなりません。国民の福祉を守りぬく“公器”として、社会福祉事業者としての使命と責務を明確化するとともに、先人がつむぎ上げてきた高齢者福祉・介護の向上と次世代への継承をめざし、以下のことに取り組みます。

 

1.私たちは、制度の狭間の課題や地域における複合的なニーズに対応し、地域住民とともに、我が事、丸ごとの地域づくり

      指します。

2.私たちは、国民の暮らしを守りぬく公器としての役割を全うし、現場の声を広く社会へ発信します。 

3.私たちは、経営基盤の確立とサービスの充実を図り、地域における高齢者福祉・介護の総合拠点を担います。

4.私たちは「ニッポン一億」の可能性を最大限に発揮し、介護従事者の社会的な評価・処遇の向上、日本型介護・福祉の発展

  に全力を尽くします。

 

 

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